実は、プログラミング言語の種類は300種類以上もあるんです。
その中からプログラミング言語の種類を用途別に、超分かりやすく解説していきたいと思います。
プログラミング言語の種類を用途別に紹介
プログラミング言語というのは、それぞれいろんな用途によって使い分けられています。
自分が何をしたいか、どんなことをやってみたいか。
まずはそこから見てみよう!
プログラマーとしてHP制作、Web制作をする
将来は、HP制作、Web制作に関係した仕事に興味がある!という人。
具体的には、
- 大きい企業のWEBサイトを作ってみたい!
- TwitterやfacebookなどのSNSツールを作成してみたい!
- 会社で使う管理システムや予約システムを開発してみたい!
- オンラインゲームの作成に興味がある!
こんな人にお勧めの言語は、こんなのがあります。
- HTML(エイチティーエムエル)
- CSS(シーエスエス)
- PHP(ピーエイチピー)
- JavaScript(ジャバスクリプト)
それぞれの言語を簡単に説明するよ~!
Webサイトを作るうえで、それぞれの言語を家に例えてみましょう。
HTML
まず、HTMLは家の骨組みにあたる部分になります。
これがなくては家ができませんよね。
Webサイトも同じで、HTMLがなくては成り立たないため、ほとんどWebサイトで使用されている言語です。
CSS
そして、CSSは家の壁や屋根を取り付けるイメージです。
骨組みだけだったWebサイトに、文字を大きくしたり、色を変更したり、背景を美しくしたりすることで、Webサイトを装飾することが可能です。
JavaScript
JavaScriptは家にエレベーターや自動ドアをつけることができます。
要は、見た目に動きをつけることができるということです。
トップページで、画像が左から右にスライドしたり、薄くなって新たな画像が浮かび上がってきたりするサイトを見たことがありませんか?
JavaScriptはこういったデザイン性を高めることができるので、Webサイトを作成するにはとっても重要な言語になります。
ちなみに、このサイトは僕が受注を受けて実際に作ったエステサロンのHPです。
PHP
PHPは家に顔認証システムを取り付けるイメージですね。
一気に自宅がハイテクになります(笑)
PHPも「動き」を付けるという意味ではJavaScriptと似ているように感じますが、実は一味違って、JavaScriptはブラウザで動作しますがPHPはサーバーで動作するので、できることが大きく違ってきます。
ちなみに僕はHTML・CSS・PHPの順番で勉強して、今はHP制作の仕事で独立しました!
プログラマーとしてツール制作をする
ツール?と言われてもピンとこない人もいるかもしれません。
いちいち手動でやっていては時間がかかるものを、ツールを使えば数秒で完了してしまうようなものがあれば便利です。
特に、膨大なデータを管理するような仕事だったり、同じような事務処理を何百回と繰り返さなきゃいけないような職種の場合、ボタン一つでその事務仕事が完了するようなツールがあれば、喉から手が出る程ほしいものです。
そんなツールを開発することでいろんな企業からも需要があったり、常に新しい便利なものを開発できるという意味では、なくならない仕事でもあります。
ツール開発に興味がある人は、こんな言語を勉強するのがおすすめです。
- Python(パイソン)
- Ruby(ルビー)
- PHP(ピーエイチピー)
- JavaScript(ジャバスクリプト)※それぞれの言語について、PHPとJavaScriptについては先ほど紹介しましたので、割愛します
Python
Pythonの特徴を、簡単にまとめると以下のとおり。
- 構文がシンプルでわかりやすい
- 動作確認をしながら実行できるので初心者向き
- 汎用性が高くいろいろな分野で利用されている
- YoutubeやInstagramにも利用されている
データ解析ツールやWebアプリケーション、また最近ではAIの開発にもパイソンは使用されているので、幅広い分野で活躍できるといったメリットもあります。
Ruby
Rubyの特徴を、簡単にまとめると以下のとおり。
- 日本人によって開発された言語なので、日本語情報が豊富
- 学びやすさ・用途・需要の面から見ても初心者向きの言語
- Webアプリケーションだけでなく、通販サイト・SNS・ブログも構築できる
- Twitterやfacebook・WordpressなどもRubyが使用されている
あまり詳しいことをここで書き出すとキリがなくなってしまうので、本当に簡単に説明しています。
Rubyは初心者向きな言語ですし、「これから幅広い分野で活躍したい!」と考えている人にとっては入り口をRubyにしてみるのもおすすめです。
プログラマーとしてゲームソフトの制作をしたいなら
特に男性なら、一度はゲーム制作って憧れませんか?
Web制作などに比べると少し難易度が上がって、次のような言語を使います。
- C#(シーシャープ)
- C++(シープラスプラス)
- Swift(スウィフト)
- Ruby(ルビー)
- JavaScript(ジャバスクリプト)
本格的にゲーム開発に携わりたいと考えている人は、C++やC#、Javaを覚えたいところですが、未経験の状態で最初から取り組むのは少々難易度が高めです。
PythonやPHPもWEBゲームにはよく使われる言語なので、初心者はまずそこからやってみるのがおすすめですよ!
プログラマーとしてWEBアプリ・スマホアプリを開発したいなら
スマートフォンで使われるアプリの開発に興味がある!という人は、それぞれの動作させるデバイスによって取り扱う言語が異なります。
- Webアプリ:Java、C#、Python、Ruby、PHP
- Androidアプリ:Java、Kotlin
- iPhoneアプリ:Swift
初心者でも取り扱いが容易だという面からみると、まずはPython、Ruby、PHPあたりから習得して、後々複数言語を覚えることに挑戦してみると良いかもしれません。
プログラマーとしてAIロボットを開発したいなら
今からの時代を先取りしてAIロボットの開発をしたいと考えている人は、次のような言語を使用します。
- C言語(シー言語)
- C++(シープラスプラス)
- python(パイソン)
- JAVA(ジャバ)
- JavaScript(ジャバスクリプト)
もちろん、技術が高性能な分、使用する言語の難易度も上がります。
初心者には難しいかも…と思われるかもしれませんが、JavaScriptやpythonあたりから習得していけば、他の言語を取り扱うようになっても、挫折しにくくなると思います。
まずは、「挫折をしない」「初心者でも取り扱いやすい」という面から見て、JavaScriptやpythonを勉強するのがベストだと思います。
http://programming-monkey.com/161
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