rubyって何？猿でもわかる「rubyで何が作れるか？」

Ruby（ルビー）というプログラミング言語を聞いたことがありますか？

プログラミングを勉強していくと、必ず耳にする有名な言語ですが、このRubyで何が作れるのか、どんなこと出来るのかについて、猿でも分かるよう簡単に説明していきたいと思います。

Rubyとは？

Ruby（ルビー）とは、日本人のまつもとひろゆきさんという方が開発した言語です。

さる

なぜRubyと命名したかというと、Perlという有名なプログラミング言語があり、その名（pearl・真珠）にちなんで宝石の名前がいいと考えたそうです！

Rubyは一般的にはWebアプリケーションの開発に使われることが多いので、Web系を取り扱う会社では採用していることが多いのです。

Rubyが持つ特徴の中でも、重要なポイントだけ書き出してみます。

「コンパイル？」「スクリプト言語？」とちょっと難しい単語もでてきましたので、簡単に説明します。

人間が書いた言語をコンピューターは分かりません。

逆にコンピューターの言語を人間は理解できません。

その翻訳の役割をしているのが「コンパイル」と呼ばれる作業です。

スクリプト言語というものに分類されるプログラミング言語は、この「コンパイル」の作業が必要ないため、比較的初心者でもとっつきやすく、扱いやすいです。

さる

コンパイルは1文字間違えただけでもエラーになってしまうし、初心者には難易度が高いかもしれません。

Rubyは、シンプルな構造なうえに、日本語での情報が多くあり、さらにスクリプト言語ということもあって、初心者でも挑戦しやすい言語と言えます。

先ほども説明しましたが、Rubyは一般的にはWeb開発に多く利用されています。

例えば、Web上で検索をしてその情報を表示させたり、その情報を調査や分析に活用するためにデータを抽出することも可能です。

また、色んなサイトを利用していると利用者が入力したユーザー名やパスワードを入力する場面を見かけたことがあると思いますが、そのユーザー名やパスワードが正しいか判断する、といった処理もRubyで実現可能です。

Rubyができることは他にもあり、スマホのAndroidで使用するアプリの開発も可能です。

さる

ちなみにiPhoneで使用するアプリには、「Objective-C」や「Swift」と呼ばれるプログラミング言語が使われています。

このように、Web系の開発にRubyは多く利用することが可能です。

実際にRubyを使って開発されているものをご紹介します。

この４つのうち、どれか１つはみなさんも見たことがあると思います。

結構身近なところでRubyは使用されているんですね。

このようにRubyを使えば、ブログサイトやショッピングサイト、SNSサイト、スマホアプリの開発など本当にたくさんのものを開発することができます。

また、ゲーム開発というとC言語やUnityが有名ですが、Rubyでもゲームを作ることができるんです。

こちらにRubyで作成されたゲーム一覧がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

Rubyはプログラミング言語の中でも、比較的新しい言語で若いプログラマーが多く開発に利用している傾向があります。

同じWeb開発系の言語である、PHPやJavascriptなどに比べると求人数は比較的少ないですが、短期で開発を行いたいベンチャー企業などでは多く採用されていますので、今後需要が高まる可能性は十分にあります。

さる

初心者でもとっつきやすいのも、人気の１つかもしれません！

Rubyで開発を行っているプログラマーからは、よくこんな声を聞きます。

「Rubyは書いていて楽しい」

これは、開発者のまつもとゆきひろさんも言っていて、

「Rubyの言語仕様策定において最も重視しているのはストレスなくプログラミングを楽しむことである (enjoy programming)」
ー Wikipediaより引用

と述べているんです。

ストレスなく、プログラミングを書くことが楽しいなんて、理想的ですよね。

これからプログラミング言語を楽しく勉強してみようと考えている人は、Rubyはおすすめかもしれません。