未経験から独立を果たした現役Web制作エンジニアの僕が、フリーランスのプログラマーとして独立する方法をご紹介します。
未経験でもフリーランスプログラマーになれる?
結論から言えば未経験者でもプログラマーとしてフリーランスで活躍することはできます。
実際に、僕がその証拠でもあります。
現在は、リモートワークを取り入れる企業も増えてきて、社員を雇うのではなく、外部に仕事を委託するというスタイルを取るIT業界も多くなりつつあります。
フリーランスプログラマーとして独立する方法
フリーランスとして仕事をする場合、いくつか方法があります。
その具体的な方法を見ていきましょう。
企業に就職→独立
一度企業に就職して開発のノウハウだけでなく、取引先との関わりや、人脈を作るという意味でも、企業に就職するメリットはあると思います。
実際に、フリーランスとして働く場合も過去に実績があれば信頼度が増すので、仕事の依頼をしやすいものですが、全くの未経験でも「〇〇企業に勤めていた」という看板があれば、信頼度を得やすいです。
堅実に経験を積んで、時間をかけてフリーランスとして働きたい場合は、この方法も有りだと思います。
プログラミングスクール→独立
プログラミングスクールを利用して独立する最大のメリットは、時間に縛られないということではないでしょうか。
スクールで勉強している時期も、基本的には自分で勉強の時間は選ぶことができるので、プライベートの時間も大切にしながら勉強することが可能です。
しっかりと基礎を学ぶことができる上に、同じくプログラマーを目指している仲間もできるので、もしかしたら一緒に共同作業ができるような仲間を見つけられる可能性もあります。
実際に僕はプログラミングスクールを利用して1年ほどかけて独立しました!
とにかく自由に仕事がしたい、新しいことに挑戦したい、と考えている人にはおすすめの流れです。
クラウドソーシングを利用
実際にプログラマーとして活躍するようになってから、どのように仕事を獲得したら良いんだろう、と悩んでいる人には、クラウドソーシングを利用するのもお勧めです。
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどが有名ですが、そのようなクラウドソーシングの中では、開発の仕事は比較的高単価で仕事が依頼されています。
未経験の人でも、こういったサービスを利用することで、実績を積むことができるし、多くのフリーランスのプログラマーはクラウドソーシングを利用しています。
ただし、1点気をつけなければならないポイントは手数料です。
どんなクラウドソーシングも基本的に手数料が発生し、それが意外と高いんです。
例を挙げると、ココナラで仕事を受注した場合手数料が27.5%も発生します。(下図の手数料に加え税金も取られるので)
▽ ココナラ手数料一覧
トークルームごとの販売総額 手数料率 1円〜5万円以下の金額部分 25%(税別) 5万円超〜10万円以下の金額部分 20%(税別) 10万円超〜50万円以下の金額部分 15%(税別) 50万円を超える金額部分 10%(税別) -ココナラ手数料
仮に10万円の仕事をしても、手元に入って来るお金は72,500円になってしまいます。
それを防ぐためには、自分のホームページを開設してそこから仕事が入って来るようにすれば、手数料0円で仕事を受注することが可能になります。
フリーランスで仕事をしたいと考えている人は、Web開発系の言語を勉強することは、ある意味必須とも言えますね。
プログラマーが集まるコミュニティに参加
最近では、プログラマーが集まって情報交換する場がSNSなどを中心に増えてきています。
そういった場を利用して、同じような目標をもっている仲間を見つけて仕事の範囲を広げていくこともできます。
このようなサービスは今後増えていくと思いますので、フリーランスとして働くのも以前より随分働きやすくなってきたと思います。
フリーランスとして働くメリット
フリーランスとして働くメリットはたくさんありますが、主に以下の点があると思います。
- 働く時間を自由に選ぶことができる
- 同じ仕事をしていても企業にいるより高収入が見込める
- 仕事を選ぶことができる
- 自分の思ったことを仕事にできる
- いろいろな副業ができる
- 働く場所が限定されない
- 経費を自在に使うことができる
- 人間関係で悩むことが減る
細かいことを挙げれば他にもたくさんありますが、主にこれらはフリーランスのメリットではないかと思います。
企業に就職することで、いろいろと制限されることがなくなるので、縛られずに仕事をしたいと考えている人にとっては、フリーランスは魅力いっぱいの仕事です。
また、フリーランスのプログラマーとなれば、実際に社員として雇うよりも人件費のコストを抑えることができるので、企業にとってもメリットがあります。
フリーランスとして働くデメリット
フリーランスとして働くメリットは多いですが、実際にデメリットもあります。
- 人との関わりが減るので孤独感がある
- 仕事を獲得するまでは収入が不安定
- 仕事を獲得する営業力もある程度必要
このように、未経験者がフリーランスとして活躍するためには、いくつかの注意点があります。
失敗せずに未経験者でも独立して仕事をするために、ポイントを確認しておきましょう。
独学だと失敗する
最近は、ネットでも情報があふれかえってますので、独学でプログラミングを勉強しようと思えばある程度は可能だと思います。
ただ、独学の危険なところは間違っていても気が付けない。というところです。
仮にネットの情報が間違っていたとしても、未経験者では気が付くことができない可能性が高いです。
そのまま間違って覚えてしまうことで、後々仕事上のトラブルを引き起こしてしまっては大変です。
そういう意味でも、せめて基礎となる部分はスクールなどを利用して勉強することをお勧めします。
特に言語の難易度が高くなると、エラーが起こっても自力で修正できなくなってしまいます!
また、途中専門用語が出てきたり、少し知識が必要な段階へ入って来ると、独学ではどうしても挫折しやすくなります。
先生に教えてもらう環境があったり、同じく勉強している仲間との関わりがある環境というのは、挫折しにくく、早くプログラミングを習得できるポイントになります。
最初からフリーランスは難易度が高い?
もちろん言語を習得して、自分の仕事に自信があれば、最初からフリーランスとして働くことも可能です。
しかし、最初は収入が安定しないというデメリットもあります。
最初から高収入は見込めないため、生活していくためにも最初は企業に就職をして、副業としてフリーランスの仕事をしてみて、軌道に乗ってきたら実際にフリーランスとして働くというスタイルもアリかと思います。
実際に僕の友人でも1年ほどIT企業で仕事をして、副業の仕事が軌道にのったので、独立したプログラマーが存在します。
高いスキルのほうが需要がある
最近ではフリーランスで働くプログラマーも増えているので、誰でも習得できるような初心者向けの言語では、仕事はあっても高収入は見込めません。
プログラマーとして高収入を目指しているのであれば、やはり取り扱える人が少ない言語や、難易度の高い言語を取り扱えたほうが高収入が見込めます。
言語の難易度が上がれば上がるほど、独学での習得は難しくなりますが、スクールなどに通って1つの言語を習得してしまえば、その他の言語を習得するとなっても、基礎ができているため習得しやすくなるというメリットもあります。
是非、自分に合った方法を見つけて、フリーランスとして高収入な上に自由な時間で仕事をすることを実現させてみてください。