CSSとは一体どんな言語なのでしょうか。
HTMLとセットで聞いたことがある人が多いと思いますが、具体的にCSSとは何か?何ができるのか?ということについて、猿でも分かるように簡単にまとめました。
CSSとは何か?
CSSとは、Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)のことです。
スタイルシートと呼ばれることも多く、厳密に言うとプログラミング言語ではなく、スタイルシート言語と呼ばれるものになります。
CSSは基本的に、HTMLとセットで使用されます。
HTMLについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
★HTML
HTMLとCSSはWebページを作成するときなどによく使用されますが、簡単にまとめると、お互いの役割は以下の通りです。
- HTML・・・テキストを表現する(文字構成担当)
- CSS・・・テキストを装飾する(見栄え担当)
HTMLだけで作られたサイトは、文字が並べられているだけのとてもシンプルで非常に読みにくい状態です。
そこに、CSSの技術を加えることで画像を適切な大きさに合わせたり、文字の配置や全体的なデザインを変更することができます。
Webページを作成したい!Webアプリに興味がある!などの目標を持っている人は絶対と言っていいほど必要な言語になってきます。
CSSで何ができるか?
CSSは先ほども伝えたとおり、HTMLと組み合わせて使用し、HTMLで構成したものに装飾をし、見た目を美しくするものです。
必ずHTMLとセットで使用するため、CSS単独でできることがあるわけではなく、CSSを使ってHTMLの要素を飾り付けるというイメージです。
そんなCSSにできることは、こんな感じです。
- 文字色、大きさ、背景などをグラデーションにしたり見栄え良く変更できる
- 簡単なアニメーションが作れる
- スマホとパソコンなど閲覧するデバイスによって横幅が合うように設定できる
- クリックすると閉じていたメニューが表示されるアコーディオンメニューが作れる
- 写真をクリックすると大きく表示されるように設定する
これはCSSにできることのほんの一部で、デザインに関してできることは多岐に渡ります。
Webサイトを作成する場合には、もちろん見栄えが良くないと閲覧者も少なくなってしまいます。
たくさんの人に作成したサイトを見てもらうためにも、CSSの技術は不可欠と言えます。
CSSとHTMLの関係
HTMLは単独でWebページを作成することができますが、CSSはHTMLがないと何もできません。
もちろんHTMLも見た目を美しく見せるためにはCSSが必要になってきますが、CSSにとってはHTMLがないと成り立たちません。
恋愛に例えると、どちらかと言うとCSSの方が思いは強いかもしれませんね。
CSSの需要
Web関係の仕事では、CSSの技術は必ずと言っていいほど必要になってきます。
HTMLとCSSはプログラミング言語ではないことから、比較的初心者でも挫折しにくく覚えやすい部類でもあります。
そのため、多くのプログラマーはHTMLやCSSの習得から入り、他の言語を習得していくパターンが圧倒的に多いです。
HTMLとCSSができればWebサイトを作成することができますが、Webデザインを形成する言語には、HTML・CSS・JavaScriptなどの他に、PHP・Rubyといった言語も使われます。
Web系の仕事をしていくと、必然的に他言語も覚えていきたくなりますので、HTML/CSSは登竜門だと思った方が良いかもしれませんね。
HTMLやCSSをマスターできれば、他言語の習得も容易になりますよ!
Webデザインの仕事自体は需要も多く、フリーランスとしても仕事がありますので、そういう意味では幅広く需要があります。
初心者も始めやすく、フリーランスとしても自由な働き方可能なWeb関係の仕事に興味のある人は、是非挑戦してみてくださいね。
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